「タイの運転免許の更新、なんだか面倒そう…」
「言葉も不安だし、手続きが複雑だったらどうしよう…」
そんなふうに、更新前から不安になっている方も多いのではないでしょうか?
でも、安心してください!
タイでの運転免許証の更新は、意外と簡単で費用も安く、必要な書類さえ揃えておけば、スムーズに完了できます。
本記事では、
✅ タイの運転免許更新に必要な書類
✅ 更新手続きの具体的な流れ
✅ 実際に現地で更新して分かった注意点やスムーズに進めるコツ
など、これを読めば不安ゼロで更新に臨めます!
ぜひ最後までチェックして、安心して更新手続きを進めてくださいね!
タイの外国人向け運転免許証基本情報

タイの運転免許証は一度取得してしまえば、日本と同じように更新手続きを行うことで長期間使用できます。
期限が迫っている人
タイの運転免許証は、外国人が取得する場合、最初は「仮免許(Temporary Personal Driving Licence)」として発行されます。
この初回発行の免許証の有効期限は2年間です。
その後、更新手続きを行うことで、有効期限5年間の通常免許へ切り替わります。
つまり、
- 初回取得:有効期限2年(仮免許)
- 更新後:有効期限5年(通常免許)
という流れになります。
この免許制度は外国人向けの制度であり、タイ国籍の方の運転免許制度とは仕組みや有効期限が異なります。
タイ人の免許と同じ条件ではない点には注意が必要です。
※期限が切れる90日前から更新手続きが可能です。
期限が切れてしまった人
有効期限が切れてしまった場合でも、期限切れから1年未満であれば、通常の更新手続きで更新が可能です。
ただし、有効期限が切れてから1年以上経過している場合は注意が必要です。
この場合、筆記試験や実技試験の受験が求められることがあり、手続きの負担が大きくなる可能性があります。
スムーズに更新するためにも、できるだけ有効期限内、もしくは期限切れから1年以内に更新手続きを行うことをおすすめします。

注意点として、運転免許が失効すると事故時に保険が適用されないため、有効期限が切れる前に必ず更新手続きを完了しましょう。
更新の流れ
更新手順は以下の簡単なステップで進められます。
- 必要書類の準備
- 希望する陸運局へ出向き、更新の事前予約を行う
- 予約当日に再度事前予約した陸運局へ訪問し、更新手続きを実施
運転免許更新手続きの場所
タイの運転免許の更新は、全国の陸運局(Department of Land Transport: DLT) で行うことができ、バンコク市内にも、運転免許の取得や更新ができる陸運局が数ヶ所あります。
中でも外国人の利用が多いのは、チャトゥチャック陸運局(バンコク陸運局エリア5)とプラカノン陸運局(バンコク陸運局エリア3)です。



お住まいの場所にもよりますが、個人的には、チャトゥチャック陸運局は混み合うため、プラカノン陸運局がおすすめです。
チャトゥチャック陸運局(バンコク陸運局エリア5)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 1032 Phahonyothin Road, Chatuchak, Bangkok 10900 |
| 最寄り駅 | BTS モーチット駅 / MRT チャトゥチャック駅 |
| 受付時間 | 平日 8:30〜16:30 |
| 備考 | 外国人向けの手続きが整っており英語対応も可能で便利。 ただし敷地や建物が広く、混雑していて迷いやすい点には注意。 |
プラカノン陸運局(バンコク陸運局エリア3)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 2479 Soi Sukhumvit 62/1, Bang Chak, Phra Khanong, Bangkok 10260 |
| 最寄り駅 | BTS バンチャック駅から徒歩約5分 |
| 受付時間 | 平日 7:30〜16:30 |
| 備考 | スクンビットエリアからアクセスしやすく、英語対応も可能。 建物もコンパクトでわかりやすいのが特徴。 |
タイ運転免許更新に必要な書類一覧


| 必要書類 | 詳細 |
|---|---|
| パスポート(原本) | ビザの有効期限が90日以上残っていること |
| パスポートのコピー(各2部) | ⭕️ 顔写真ページ ⭕️ 最新のVISAページ ⭕️ 最終入国スタンプページ |
| 在留届出済証明書(原本) | 日本大使館発行(英文) ※手数料530バーツ/2025年現在 |
| 在留届出済証明書のコピー | 1部 |
| 健康診断書(原本) | 運転免許更新用 ※発行から30日以内のもの ※サミティヴェート等日本語対応可能の病院でも取得可能ですが、料金が高めなので、ローカルの病院で取得するのがおすすめです。 費用はおおよそ200バーツ前後。 |
| 健康診断書のコピー | 1部 |
| タイ運転免許証(原本) | ー |
| 更新手数料(2025年現在) | ⭕️ 自動車:505バーツ ⭕️ バイク:255バーツ |
| オンライン講習終了後のQRコード印刷 | 1部 ※オンラインで事前に受講しない場合、当日1時間の講習あり |
こちらは、2025年現在の運転免許証の料金一覧です。


事前オンライン講習(e-Learning)


持ち物一覧に記載した「オンライン講習終了後のQRコード印刷」ですが、事前にオンライン講習を受けていない場合、免許更新当日に約1時間の対面講習を受けなければなりません。
そのため、免許更新の予約に行く前に、各自でオンライン講習を受講しておくことを強くおすすめします。
下記のリンクからオンライン講習を受け、講習終了後に表示されるQRコードをスクリーンショットまたは印刷して、当日忘れずに持参してください。
事前オンライン講習リンク先
👉https://www.dlt-elearning.com/
事前オンライン講習手順


















オンライン講習の内容
オンライン講習は全4パート構成で、各パート約15分、トータルで約1時間の講習です。
講習中には、各パートの途中に1問ずつ質問が出され、3分以内に回答しなければなりません。
また、次のパートへ進む際も、3分以内に確認(Confirm)ボタンを押す必要があるため、ただ動画を流して放置するということはできません。
ただし、出題される質問は動画の内容に直接関係するものではなく、唐突にお題が出される形式のため、映像を真剣に視聴する必要はあまりありません。
- パート1・2:動画はタイ語音声+英語字幕
- パート3・4:動画は英語音声のみ
- 質問文は全て英語表記
動画は早送りも巻き戻しもできず、途中でスキップもできません。
最後に表示されるQRコードが免許更新の際に必要なため、全パートをしっかり完了させる必要があります。
すべての動画を視聴し終えると、最後に再びパート1〜4で出題された同じ4つの質問に答えるフェーズがあります。
回答後、自分のスコアが表示され、「Confirm」を押すことでようやくQRコードを取得できます。
※このQRコードは更新予約に行く際に提示する必要があるため、スクリーンショットした画面を印刷して事前予約時に持参しましょう。


出題される質問と答え
2025年現在、オンライン講習で出題される4つの質問は以下の通りです(変更の可能性もあるためご参考までに)
- 車線変更や方向転換をする前に、何メートル手前から後方指示器を出す必要があるか?
正解:30メートル
- 衝突の主な原因として適切なものはどれか?
正解:ぴったりとくっついて走る(Tailgating)
- 浸水している地域を通過するときはどうしたら良いか?
正解:ゆっくり運転し、前の車から離れて走行する
- 1問目と同じ質問
事前予約から当日更新手続きまでのステップ


外国人がタイで運転免許証を更新する場合、事前予約が必要ですが、残念ながらオンラインでの予約はできません。
そのため、希望する陸運局に直接出向いて予約を取る必要があります。
つまり、
① 予約のために1回
② 実際の更新手続きのためにもう1回
合計2回陸運局に足を運ぶ必要があります。
予約当日の流れ
私はバンコクのプラカノン陸運局(バンコク陸運局エリア3)で免許の更新手続きを行いました。
予約を取りに行った際、窓口の係員から「2週間後の○日に来てください」と日程を指定されました。
しかし、その日は日本への一時帰国と重なっていたため難しいと伝えたところ、「その日以降であればいつでも対応できます」と柔軟に対応してもらえました。
時期や混雑状況によって異なる可能性はありますが、プラカノン陸運局では基本的に2週間後以降の日程で予約を取ることが多いようです。
また、窓口の担当者によると、チャトゥチャック陸運局のほうが比較的早い日程で予約が取りやすいとのこと。
急ぎの方や日程に余裕がない方は、チャトゥチャックを検討してみるのもおすすめです。
ちなみに、私が実際に更新手続きに行けたのは、最初に準備を始めてから約1ヶ月後になってしまいました。
そのため、有効期限(発行日から30日以内)が過ぎてしまった健康診断書を再度取り直すことになり、二度手間に…。
健康診断書には有効期限があることを見落としがちですが、皆さんも同じことにならないよう、健康診断書の有効期限をしっかり確認したうえで、更新のスケジュールはなるべく余裕を持って早めに組むことをおすすめします!
ここからは、私が実際に経験したプラカノン陸運局での予約取得の流れをご紹介します。
- 朝7:30の営業開始時間に現地に到着。
※タイあるあるで、この日はオープンが15分ほど遅れました。 - 外国人用の窓口も早い時間から列ができるため、できるだけ早めに到着することをおすすめします。
(ちなみに友人は「お昼過ぎに行くと空いていた」と言っていましたが、私は午後に行ったことがないので未確認です) - 建物のドアが開くと同時に、待っていた人たちが一斉に中へ。
その流れに乗って建物に入り、1階正面にある「Foreigner」専用窓口に並びます。 - 窓口では、事前に準備しておいた必要書類一式を提出します。
- 書類をチェックされた後、更新のスケジュール(予約日)を書いた紙と書類一式が返されます。
- あとは、指定された日時に再度訪問すればOK!これで予約手続きは完了です。



プラカノン陸運局の場合、建物の前に大きなテントが設置されており、そこに何十人もの人が並んでいます。
営業前に大勢並んでいるので、並びたくなりますが、外国人の免許更新とは関係ありません。間違えてその列に並ばないように!
更新手続き当日の流れ
次に、プラカノン陸運局(バンコク陸運局エリア3)での免許更新当日の流れをご紹介します。
※留意点:免許センター内ではサンダルの着用が禁止されています。必ずつま先の隠れた靴を履いて行きましょう。
- 事前予約のときと同様、営業開始時間の7:30に現地へ到着。
- 建物のドアが開くと同時に、人々が一斉に中へ。
その流れに乗って建物に入り、1階正面にある「Foreigner」専用窓口に並びます。 - 事前予約の際に渡された書類一式を窓口に提出します。
- 書類確認後、当日の受付番号付きの書類を受け取ります。


※受付時にもらえる受付番号の紙には、当日の流れ(各ステップ)と、それぞれの対応窓口の番号がタイ語で記載されています。
9〜13番窓口付近にある椅子に座って待機します。
自分の受付番号と対応窓口の番号がモニターに表示されるので、表示されたら該当の窓口へ移動し、指定された書類にサインします。
15番カウンターへ書類を提出し、続いて17番の部屋で体力テスト(身体検査)を受けます。
テストは2つの機械を使った簡単な内容です:
- ブレーキ反応テスト(ブレーキペダルをタイミングよく踏む)
- 信号の色識別テスト(ライトの色を見てボタンを押す)
どちらも前の人の様子を見ていればすぐに理解できるので、心配はいりません。
検査が終わったら、1〜8番ブースへ移動します。
再度自分の受付番号と対応窓口の番号がモニターに表示されるので、表示されたら該当の窓口へ移動し、以下の手続きを行います:
- 免許用の写真撮影
- 免許更新料金の支払い
手続きが完了すると、5分ほどで新しい運転免許証が発行され、その場で受け取れます。
これですべての更新手続きは完了です!
必要書類をしっかり準備していけば、スムーズに更新できますよ。
まとめ
タイでの運転免許証の更新は、必要書類や手続きの流れを事前に把握しておけば、スムーズに進めることができます。
ただし、外国人の場合はオンライン予約ができないため、陸運局に2回足を運ぶ必要があることや、健康診断書の有効期限が30日以内であることなど、いくつか注意点があります。
さらに、他言語でのオンライン講習の受講も必須となりますが、こちらも事前に準備をしておけば大きな問題はありません。
- 外国人は事前予約のために1回、手続きで1回、合計2回の訪問が必要
- 健康診断書の有効期限に注意(30日以内が目安)
- オンライン講習は事前に受講してQRコードを取得しておくとラク
- 更新当日は各窓口の流れに沿って動けばOK
長期滞在者やこれからタイで車・バイクに乗る予定の方は、タイの運転免許証を更新しておくことで、身分証明としても便利ですし、交通取り締まり時にも安心です。
準備をしっかりして、ストレスなく更新を済ませましょう!










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